どうも、無添加泰平です。しがない武器職人をさせていただいているものです。

梅雨もあけ、毎日やたらと暑いですね。まいってしまいますね。

無添加泰平は新たな土地に引っ越してきて、初めての夏です。前の住居と大した距離ではないのですが、やはりところ変われば多少事情も変わるようです。

個人的な体感ではありますが、前のところより気温は少し低く、代わりに湿度が高いといったように思います。熱中症に関すれば、湿度は重要なようなので、気をつけて生活しようと考えております。

皆さまも心身の健康に気をつけて、今年の夏も楽しいものにしてください。

はてさて、似合わぬ時候の挨拶的なものが長くなりましたが、本題の武器紹介に入っていかせていただきます。

武器職人としての無添加泰平は最近、「まあ、いい調子かな?」という具合に比較的好調です。

小さな段差ではありますが、武器作りのスキルが少しステップアップしたように感じます。

それに伴い、倉庫に眠っている武器たちのアラが見えるようになり、武器庫の整頓もしなければならなかったという事情もあり、最近武器の選別をしておりました。

その中でちょいと面白い。片付けるにしても、どこかで自慢してからでもいいのではないかと思える武器がいくらかありました。

ですので、今回はそれらをご覧頂きとうございます。

まず、一本目。

防御特化ブレード

完全左手用として作られた武器。腕まですっぽりとはめて使用する。想定している役割としてはほぼ盾。一応武器としても使えるという考え。

装着方法と剣の設置位置により、腕の延長のような感じで使えるため、感覚的に防御しやすい。

自分で使用するために作った。初めのうちはなかなか使い勝手が良く、右手に持った別の自作剣との相性も良かった。左手側だけで、防御を一手に引き受けさせることができる。右手は重さが軽めの攻撃専用武器という明確な役割分担ができた。

しかし、問題点は嵩張るとこである。形状が特殊なため運搬が面倒で、いつのまにかほったらかしになっていた。

自分用だったので雑な環境に放置。表面のラテックスが思いっきり痛んでしまったので、今回の整頓に伴い、処分と相成った。

長巻的な剣

柄が長い、長巻的な用途の剣。元々はただのロングソードであったが、紆余曲折あって現在の形に行き着いた。

実は柄は途中で分離できるようになっており、普通の剣としても使用可能。しかし、微妙に重量バランスのせいか使いづらく、倉庫で長らく眠っていた。

元々柄の分離できる長巻として作ったわけでない突貫工事がたたったのだろうか。

元は長めのロングソードとして制作され、芯材に対して全長が長すぎたため、しなりが強く危険と判断。短くカットされ、新たな柄をつけられることに。ついでだからと分離できる柄の実験台にされた。

倉庫整理により久しぶりに日の目を見たが、やはり作りが雑なため処分が決定。しかし、柄の分離できる長巻はアイデアとしては面白い。

こいつをプロトタイプとし、改良型が今後現れるやもしれない。

ロングなソード

ほぼ私の身長と同じ長さの剣。

つまり160センチほどである。

成人男性として、この数値は平均より下である。ほぼ成人女性の平均身長であり、多くの日本の成人は私よりでかいということになる。

160センチは少々不足感の隠せない値であるからして、もう幾らか長くても良いと思う。

しかし、剣に置いては結構な長さであろう。柄を少し長めに作り、扱いやすくはしてあるもののそうそう誰でも自由に扱えるとは言えない。

個人的には気に入っていた剣である。わずかにしなる程度の硬さが相手に優しく当てやすくて、振りやすかった。

しかし、やはりこいつも大きく嵩張るため倉庫に眠らせていた。その間にラテックスが痛んできたようなので処分することになった。

まとめ

ラテックスと違って痛み辛い塗装を使えるようになった事は今回の私の処分への踏み切りを後押ししているだろう。

今持っている武器の塗装を変更するより、いっそのこと同じ役割、コンセプトの武器を今の技術で新しく作り直したいと最近は考えているのである。

武器作りに終わりはない、無添加泰平。今日も明日もかっこいい武器をつくります。

次回の武器紹介もよろしくお願いいたします。

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