今回は、GW中に久しぶりに全話観返して、やっぱり面白いなぁ、と思ったミッキーの好きなアニメを紹介&語ります。

その名も『ガン×ソード』

ガン×ソードとは…

ガン×ソードは、2005年に放映されたオリジナルアニメ

いわゆるロボットものですが、予告等前情報ではそのロボットアニメであることは伏せられ、第1話の終盤、ロボットものであることが明かされました。

DVDのジャケットからもロボットアニメ感は感じられない

スーパーロボット大戦最新作、スーパーロボット大戦Tにも初のボイス有り参戦していますね。

キャッチコピーは「痛快娯楽復讐劇」

超大まかなあらすじは、右手がカギ爪になっている謎の男に婚約者を殺された主人公「ヴァン」がその「カギ爪の男」に復讐を果たしにいく話。

ヴァンは、カギ爪の男に対する復讐心を燃やして放浪しているが、普段は気だるそうで、特に女性に対するデリカシーもなく、まさに変人なのですが、不器用ながら人に対する優しさをもち、ストーリーを重ねるごとにその熱い面も見せるようになっていきます。

最大の特徴は、巨大ロボット(本作ではロボットはヨロイと呼ばれますが)「ダン・オブ・サーズデイ」を召喚し、乗り込んで戦えること。

ガン×ソードの世界では、このヨロイが戦闘用・工業用問わず、そこそこ存在します。そのヨロイの中でも「最強」の名を冠するのがヴァンの駆るダン・オブ・サーズデイなのです。

本作のヒロイン「ウェンディ」は、本編開始前に唯一の肉親の兄を盗賊にさらわれ、放浪のヴァンと出会ってから、共に兄を捜す旅に出ます。兄妹で暮らしていたためか非常にしっかりものですが、旅先では社会性の乏しいヴァンに振り回されてしまうことも多々あります。

基本的にこの2人が、捜し人を求めて旅をする最中、様々な問題に巻き込まれる中で、笑いあり、シリアスありの冒険を繰り広げるのです。

このガン×ソードの監督、谷口悟朗氏。氏の他の監督作品としては、『無限のリヴァイアス』『スクライド』『コードギアス反逆のルルーシュ』等があります。SFやロボット描写に定評のある氏の作風が遺憾なく発揮されています。

また、まるで勇者シリーズのようなロボットの合体シーンが描かれたり(流れるのはたったの1回!!)、まるで富野節のようなパイロット同士の会話が繰り広げられたりと、過去のロボットアニメが好きな方ならニヤリとするような演出も盛りだくさんです。

また序盤から伏線も張り巡らされ、全26話でありながらいわゆる捨て回がないのも素晴らしいです。初めて観たときは謎のシーンや会話なども、後から見返すと意味をもつのです。

本編では描かれない(OPやナレーションで少々触れられるレベル)設定が細かいのもガン×ソードの特徴です。そもそもの世界観、なぜヴァンのヨロイが最強なのか、カギ爪の男の正体、等詳細に練り込まれています。(昔は公式サイトでも解説があったような…)細かい設定等は、ウィキペディア等で調べるとすぐ出ますね。

今 見るなら…

現在DVDをレンタルしに行くのも難しいかもしれませんので、2020年5月現在で配信している動画サイトを紹介します。

U-NEXT

dアニメストア

バンダイチャンネル

の3社から配信されています。

どのサイトも初月無料サービスがありますので、無料で見ることも可能です。

もしこれらのサービスを利用している方なら文句なくオススメです。

あ、もちろんDVDやブルーレイなどを購入するのもアリだと思います。特典が結構豪華なので。オーディオコメンタリーも楽しいですよ。