皆様、いかがお過ごしでしょうか。
全国に緊急事態宣言が出され、なにかと窮屈な日々が続きます。

もともとフリーランスだし、 インドア派だから外出自粛なんてヘッチャラだぜ!
と思っていたのも束の間・・・

映画館は長期間封鎖!
レンタルショップも当面の間DVDレンタルを中止!
という、映画好きにとっては苦境の今日この頃。

ストリーミングサービスが発達していて本当に良かった!

今回はアマゾンのPrimeVideoで観ることのできる作品の中から
私的オススメ映画を10本紹介します!
簡単なあらすじと見所・感想をポンポン書いていくので、
「おっ」と思うものがあれば是非一度ご覧ください!

■スカイスクレイパー

筋肉とダクトテープがあればテロリストも敵じゃない

義足の元FBIの主人公ウィルは、高層ビルのセキュリティを調査する仕事についていた。
突然、ビルで大規模な火災が発生。家族がいる住居フロアに炎が迫る。
その上ウィルは容疑者として指名手配されてしまう。

最強のマッチョハゲ、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが家族を救うべく奔走!
チャイナマネーをたっぷり使ってドンパチド派手に暴れまわります。
随所で活躍するダクトテープにも注目!

超巨大ビルを舞台に、家族の為にテロリストと戦うハゲ!
まさに現代版『ダイ・ハード』です!!!
(ブルース・ウィリスは1作目ではハゲてなかったけどね)

■移動都市 モータル・エンジン

都市が走る!飛ぶ!戦う!
スチームパンク風な背景描写がいちいちシビれるSF活劇

文明が荒廃した戦争の後の世界、人類は移動都市で生活していた
大陸の支配を目論む超巨大移動都市ロンドン!
他の都市を次々と捕食し成長するロンドンに
一人の少女が反撃へと動き出す!!

荒廃した世界を走る超巨大移動都市ロンドン、
日本刀内蔵のトンファー、ハンドガンサイズのマシンガン
原作の長編小説を詰め込み過ぎてるので、やや急ぎ足な脚本ではあるものの、
レトロフューチャー的な小物と背景がいちいち心に突き刺さります。

■スクール・オブ・ロック

小学生のロックバンド!!

日本語字幕ないけど

ロックを全身全霊で愛するダメ男、デューイ。
バンドをクビになり、ルームメイトからも追い出されて困った彼は
身分を偽り、名門小学校の代用教員になってしまう。
そこで待っていたのは、規律に縛られ無気力な子どもたち
そんな彼らに、音楽の才能を見出したデューイは、子ども達とバンドを組むことを決意する

イケてない系イケメン子デブのコメディ名優、ジャックブラックの傑作の1本
ロックバンドを通して個性を発揮していく子ども達が実に痛快です。

■グランドイリュージョン
 グランドイリュージョン 見破られたトリック

手品師集団と警察の異色の鬼ごっこ

4人の超有名手品師グループ「フォー・ホースメン」
なんと彼らはラスベガスの観衆の目の前で、パリの銀行から現金を盗んでしまう。
証拠が一切見つからず困惑する警察。
この強盗は、ホースメン達の仕掛けた巨大なトリックの序章に過ぎなかった―

イリュージョンの派手な演出と
手品のアイテムを使ったアクションシーンがとにかく観てて楽しい!!
手品師達に逃げられ続ける警察を演じるのは
ハルクでおなじみマーク・ラファロ。
ハルクに変身しそうなブチギレ演技が素敵。
続編の『見破られたトリック』には
敵役としてハリー・ポッターで有名なダニエル・ラドクリフが登場!
魔法使いではなく科学崇拝者というのが皮肉めいてて良いですね。

■ハードコア

過激でB級な暴力をVR体験!!

過激なので注意

舞台は近未来。主人公ヘンリーは重傷を負い、記憶を失った状態で目を覚ます。
サイボーグ手術により、失った手足を取り戻したヘンリーだったが、念力を扱う謎の男に襲撃を受けてしまう。一体、何が起こっているんだ!?
ヘンリーの過激で危険な戦いが、今始まる!!

前編一人称視点。
VR時代を先取りしたVR映画です!
内容と展開はザ・B級ハードアクションといった感じですが
一人称視点で繰り広げられるド派手なアクションは一見の価値アリです!

■デス・レース

負ければ死!勝てば釈放!囚人達のリアルマリオカート

経済的危機により治安が悪化したアメリカ。
民営化された刑務所では、囚人に武装した車による過激なレースを行わせ、それをネットで中継するデス・レースが人気を博していた。

妻殺しの冤罪で投獄された元レーサーの主人公、ジェンセンは、
前回のレースで死亡した人気レーサーのフランケンシュタインとしてレースに参加するよう、取引を持ち掛けられる―

永遠のイケメンマッチョハゲことジェイソン・ステイサム主演の傑作B級アクション。

刑務所が民営化されてるという設定がもうツボ!
資本主義に則り、金儲けの為に囚人達の過激なレースを見世物にしているというのが
もーたまりません!
攻撃パネルを踏んで武器を解禁!
マシンガンにミサイルに、ドンパチ過激で最高!

■パワーレンジャー

約束された微妙な作品。でも好き!

海外版戦隊ヒーローの「パワーレンジャー」の待望の映画化!!
・・・だけども・・・

スーツのリアルさとカラーリングが微妙に合ってない風だったり
合体ロボが妙にスタイリッシュだったり
変身や戦闘のシーンが物足りないと感じたりと
色々残念な要素は多いものの、まあそういうのは
ハリウッド化されたコンテンツにはつきものですから・・・

主人公達のティーンな生活や
変身するために修行するシーン、
スローとCGを多用した本格的なアクションシーンに
巨大ロボを全員で息を合わせて操縦する感じ等、
「戦隊ヒーロー」として観た時に新鮮で面白い要素が沢山あるのがこれまた憎いトコロ

■G.I.ジョ―

男の子ってこういうの好きなんでしょ!?

世界征服を企む悪の組織コブラが、危険なナノマシン兵器を手に入れてしまった!!
奴等の計画を打ち破れるのは、彼等しかいない!
世界各国から集められた、最強のエキスパート・チーム
”G・Iジョー”よ、出動だ!!

金属を溶かす生物兵器!
パリを爆走するパワードスーツ!
ハイテクメカにハイテク兵器!
そして超強いニンジャ!
心の中の男の子がビンビンな快作です。
これくらいの微妙な作品って、なんかこう・・・好きなんですよね
『パワーレンジャー』とか『スピードレーサー』とか・・・

続編も配信されてますが観なくていいと思います。

■帰ってきたヒトラー

ヒトラーが現代に!

なんと、ヒトラーが現代にタイムスリップ!
右も左も分からぬうちに、「ヒトラーのそっくりさん芸人」として
有名になっていくヒトラーだったが、やはりヒトラーはヒトラーだった…!!

極右政権が台頭している昨今、その結末は面白いけど笑えない!
移民問題で燻っていた長年のグローバリズムに対する反動、
コロナショックで益々の進行が懸念されるこれからの未来、
果たしてどうなることやら・・・

ちなみにムッソリーニも復活してるらしいです。

■モリーズ・ゲーム

全てを失った女性、懐古と再生のノンフィクション

違法賭博(ポーカー)でFBIに逮捕され、全てを失ったモリー・ブルーム。
ニューヨークに拠点を移し、健全なポーカークラブの経営で再び成功を収めた彼女に、
再びFBIから容疑がかけられる。
かつてモーグルのオリンピック選手候補だった彼女は、
何故ポーカーの世界に飛び込んだのか?
何故彼女は逮捕されたのか?
彼女が何をしたのか?
彼女は何をしたかったのか―

最後は心にぐっと来る一本を。
モリー・ブルームの壮絶な実体験を綴った自伝を映像化。
彼女がポーカーの世界に入っていく過去と
FBIからの起訴を受けて奔走する現在が交互に描かれるのですが、
まーこの演出が見事!
気持ちトビー・マグワイヤっぽい「プレイヤーX」もいいですね。
過去と現在を重ねるような、ラストシーンの独白は最高。
「まだやれる。まだやってやるぞ。」
そんな前向きな気分になれる、素敵な映画です。

さて、とりあえず目についた作品をご紹介しました。
ちょっと有名だけどあんまり観られてなさそうな辺りを選んだので、絶妙に微妙なラインナップになりましたね・・・
何かと暇になりがちな自宅での生活。
その中での映画選びのヒントになれば幸いです。

ホラーはホラーで別でおすすめしたい作品が沢山あるので、またの機会に。